野菜が安い!そんなとき飲食店はどうあるべき??考えさせられるレストランとしての「在り方」。

こんにちは❗ラコッタです❗

珍しくブログに思ったことを書いてみます。

 

今年の夏から秋は例年よりも台風が少なく、11月はかなり天気もよかったため農作物の生育がとても順調なようです。

ただ、使う側の飲食店がコロナ禍の自粛要請などもあり、年末の大きな予約を受けられず売上を下げている状況があり、需要に対して供給が溢れている状況で価格破壊とも呼べるレベルで野菜の値段が下がっています。

私は飲食店の人間なので、もちろん野菜の値段が安いのはありがたいです。

ですがその一方で多少なりとも農業に携わったことのある人間として、農家さんが汗水垂らして作り上げた農作物をこのような価格で買っていていいのか、もっと価値のあるものではないのかとも考えてしまいます。

 

例えばサラダに使うレタス。

うちではケース買いが多いのですが、12個入りで年間平均だと¥2000くらいでしょうか。今はスーパーでも一個¥98とか¥88とかケースでも¥1000しないくらいで購入できます。畑を耕して、種をまいて、虫よけしたり草を取ったり、雨が少なければ水を撒いたりタヌキやハクビシンやイノシシ、カラスへの対策だってあるはずです。それを繰り返しながら生育期間の短いレタスだって2か月かかるんです。

それを1時間分の時給で12個購入・・・もちろん大量に作るところが多いわけで一つ一つにものすごい時間をかけているわけではないと思います。でも12個作るのに1時間以上人は動いてるよね?な~んて考えちゃったりします。

 

農家さんからは「悪くなる前に使って!」なんてただでもらったり、一つ買えば一つおまけしてくれたりしょっちゅう助けてもらってます。

今はうちも余裕がないから、捨てるはずだった梨を買い取って商品化してみたり持ってきてくださる野菜を言い値でできる限り多く買ったりそれくらいしかやれることがありません。

 

いっぱい助けてもらってるんだから少しでも助けになりたい。

take&giveになっちゃってる今をせめてgive&takeに、そしていつかはgive&giveを出来る人間になって、育ててもらった助けてもらった人たちに恩を返していかなきゃいけない。

そんなことを考える今日この頃です・・・

 

脈絡のない文章で失礼いたしましたm(__)m

↑ハロウィーン用に購入したかぼちゃ。加工が下手過ぎる・・・